“くまとら”の由来
管理人(妻)の祖父が、永源寺地区でずっと農家をしていました。
特にあまり流通していない作物を育てることが好きだったようで、当時では珍しい「ズッキーニ」や「芽キャベツ」などを栽培していたそうです。
私の記憶に残る祖父はとても無口で職人気質でしたが、唯一心を開き饒舌に話ができる友人がいたそうです。
(ご友人の息子さんに話を聞いたところ、肥料片手に玄関をバーンと開け、「おーい、いるか!?」と突然訪問できるような関係だったそう。すごい…。)
その方も同じく農家で、祖父と二人三脚で地域の農業を盛り上げていたそうです。
祖父とそのご友人の名前が、「クマオさん」と「トラオさん」でした。
現在、管理人(夫)が畑の手入れをしていると、毎日のようにご近所のみなさんに声をかけてもらえます。
そこでクマオさんの話をすると、ほとんどの方は知ってくださっていて、トラオさんの話も同じように出てきました。
みんなの記憶に残っている、そんな二人の名前を残せればという思いと、当時の二人に負けないような農業をしたいという思いから、『熊虎農園』と名付けることにしました。
はじめて私たち農園の名前を見た方は、「猛獣ばかりで怖い!」と思われたかもしれませんね。
クマやトラを飼っているわけでなく(笑)、きちんとした理由がありますので安心してくださいね。