馬ふん堆肥で土壌改良

農業のこと

みなさんこんにちは。熊虎農園です。
先日の雪の日から一転して、ここ数日はとても暖かい日が続いていますね。

花粉や黄砂も大量に飛んでいるようで、花粉症&鼻炎持ちの管理人(妻)にとって大変な季節になってきました…。
同じく花粉症のみなさん、一緒に頑張りましょう…!!

畑に運び込まれた馬ふん堆肥

さてさて、熊虎農園の畑では現在、土壌改良作業の真っ最中です。

一番はじめに手を付けた畑は、水路と電柱がすぐそばにあり、「これからビニールハウスを建てるのにぴったり!」と思っていたのですが…。
これまで水稲(田んぼ)として使われていたので、土が粘土質なうえに保水力がとても高く、2週間ほど晴れた日が続かないと乾かないという、めちゃくちゃ田んぼ向きな土地でした。

万年乾燥肌の管理人(妻)にとってはうらやましい・・・。

ハウスで水耕栽培したりプランターを使ったりする予定はないので、どうにかしてふかふか~な畑向きの土にできないかと考えた結果…。
今、畑に『馬ふん』と『もみ殻』をたくさんまいています。

馬ふん堆肥のトラック搬入

きちんと発酵されている馬ふん。
トラックから降ろしたとたん、湯気がもくもく~~~!

これは馬ふんの中にいる微生物が、有機物を分解するときに出る発酵熱
調べてみたら50℃~80℃にもなるようで、この熱によって有害な菌や雑草の種などを減らしたり死滅させたりできるそうです。

「世の中うまくできてるんだなぁ、微生物のパワーってすげーなぁ」と、素人感想ですが感心しました。

このとても良い状態の馬ふんは、近所の競走馬育成牧場の方からゆずっていただいたものです。
土壌改良には馬ふん堆肥が良いと知り、役場を通じて牧場の方と知り合うことができました。

「馬ふんをゆずってほしい」と厚かましいうえに急なお願いでしたが、「処分するものなので」と快く受け入れてくださいました。本当にありがとうございます。

クマオさんが使っていた年代物の農具たち

畑に馬ふんをまいていたら、近所の農家さんたちから「うちにも、うちにも」とお願いされました。
それを牧場の方に伝えていくうちに、今では地域ぐるみでの付き合いになっています。

自分たちの行動がきっかけで、人のつながりができていくことは、なんだか嬉しいですね。

畑の進捗状況は相変わらず、仕事終わりと休日に作業をしているので、お天気に振り回されっぱなしです。
なぜか週末に限って雨が多い気が…。畑がなかなか乾かないので、日程調整が難しいところ。

なんとか土の質が良くなりますように、天気予報とにらめっこしながら引続き頑張ります。

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